日本在住外国人が医療機関を受診する場合

日本在住の外国人が医療機関を受診する手順は、在留資格や保険加入状況によって異なります。

1. 国民健康保険(NHI)加入者の場合

手順:

市区町村役場で国民健康保険に加入

保険証を受け取る(通常2週間程度で交付)

医療機関を受診する際に保険証を提示

自己負担額(通常30%)を支払う

特徴:

医療費の70%が保険適用

すべての医療機関で利用可能

保険料は前年所得に基づいて計算

2. 社会保険(健康保険組合)加入者の場合

手順:

勤務先を通じて社会保険に加入

健康保険証を受け取る

保険証を提示して受診

自己負担額(通常30%)を支払う

特徴:

扶養家族も対象

高額療養費制度が適用可能

3. 保険未加入者の場合

手順:

医療機関に直接連絡(英語対応可の病院を推奨)

全額自己負担で受診

必要に応じて領収書を保管(海外保険の請求用)

特徴:

医療費が高額になる可能性

救急の場合はまず受診可能

4. 留学生(国民健康保険加入)の場合

手順:

在籍機関の国際課などで手続き支援を受ける

保険証提示で30%負担

留学生向け補助制度を活用できる場合も

5. 短期滞在者(観光ビザ等)の場合

手順:

旅行保険などに加入しているか確認

英語対応可能な医療機関を選択

全額自己負担(後日保険会社に請求)

blue elephant合同会社は、医療機関が登録した施術・手術情報や取引などに対して責任を負いかねますこと、何卒ご了承ください。